SAIのビジネスは多岐にわたります。
その歴史は、創業者である私が人生のなかで出会ったさまざまな人との関わりから
生まれたものばかりです。
もともと総合病院や大学病院で手術室付きの看護師だった私は、
原因不明の左手の麻痺により、看護師としての未来を諦めなくてはならない事態になりました。
悲しみのどん底から這い上がるきっかけとなったのが、
看護学生時代の教授に勧められた福祉国家イギリスへの留学でした。
さまざまな価値観が渦巻くなかで痛感したのは
「左手の麻痺によって失った“看護師という生きがい”に変わる何かを見つけたい」という想いでした。
「今の自分が輝けることは何か」を考えるきっかけを与えられたのです。
帰国後、イギリスでの経験を活かし総合企画を起業。
ある人から「ショーウィンドウのディスプレイをしないか」と声をかけられたことがきっかけで、
さまざまな店舗のウィンドウを彩ってきました。
そして店舗改装のお話をいただく機会があり、
個人住宅、リフォーム、介護・身障者住宅、今のインテリアデザイン・トータルプランニング事業へと
広がっていったのです。
さらには、保険を任せたいという人に出会い、保険業務もスタートさせました。
じつに人生とは不思議な縁によって結ばれているのだと感じます。
このように当社の事業はすべてが、人のご縁が発祥となっています。
これらは、一つひとつの案件にしっかりと向き合い、
喜ばれる結果を出そうと努力を続けた結果にほかなりません。
特に保険やコンサルタント業務はカタチのないもの。
そこに対価をいただくわけですから、相手の想いに寄り添い、信頼を構築することが最優先だと思うのです。
かつて看護師として医療機関で経験を積んできたからこそ、
保険に知識を活かすことができますし、そこで懸命に尽くすからこそ信頼をいただくことができます。
そういった人間関係を構築してこそ、人様の人生に関わることができるのだと思います。
私たちは決してひとりでは生きていけません。
さまざまなシーンで人と人はかかわり合うものです。
私たちSAIはいつも心のまんなかに人の想いを置いて、お客さまの声に耳を傾け、
お客さまに喜んでいただける業をしていきたいと思います。